えんとつ町の住人は何を食べて生きているのだろう？
皆さんこんにちは。シーラカンスです(*‘∀‘)
先日、映画『えんとつ町のプペル』を
観に行ってきました。
予告を見た時から気になっていて
評価がいろいろあるため悩んでいましたが
気になるなら観た方がいいと思って観に行きました。
感想としては
『あ、プペルってそっち！？』
です（笑）
いやぁ、始まるまでずっとルビッチの方を
プペルなのだと思っていました(;^ω^)
しかしコンセプトというか
この物語の伝えようとしている
メッセージ性は非常に強いものだなと感じました。
人気の理由も頷けます。
（この先、若干のネタバレを含みます）
鑑賞中に感じた疑問
しかしですよ
観ている途中で様々な疑問が。
まず
『この町の住人って何を食べて生きているんだ！？』
です。
植物が育たないという設定であるならば
植物を食べる草食動物は存在しません。
草食動物がいないのであれば
それを食べる肉食動物もいません。
かろうじて魚ということも考えましたが
川はゴミだらけで用水路のようなものでした。
ましてや海へは出てはいけないというルール。
登場した動物らしきものはコウモリのみ。
『え、何食べてるのこの人たち？』
それに植物が育たない世界で
どうやって衣服を調達するのでしょうか？
かなりの謎です。
設定ではハロウィンの日にプペルはやってきた
とされていますが、植物（かぼちゃ）が存在しないのに
何故ジャックオーランタンの仮装が出来るのか？
謎は膨らむばかりです。
また、最初の方でルビッチと父親との会話で
煙は上に行くとハッキリ明言しているにも関わらず
何故町の上空に煙はとどまり続けることが出来ていたのか？
物理法則に従わない世界線なのかもしれません。
そういった地球上の法則が通用しない世界だとしても
その他にも設定的に無理があると思える点が何か所かありました。
そういった側面からみると
ややもったいないなと思いました。
この映画を見て思うこと
しかし決してこの映画を否定している訳ではありません。
私個人としてはストーリーはとても素晴らしいと思いますし
誰かに勧めたいかと言われれば
勧めるでしょう。
ただ、勧める場合に
社会経験が浅いであろう
学生のような人たちだと
やや危険だなと感じます。
私はかつてルビッチだった
私はかつて20代前半の頃
ルビッチのように
『やってみなくちゃ分からない』
と言って当時の大変だった仕事環境を
改善したくて様々なことに挑戦しました。
そんな時に僕の前に現れたのは有名なマルチ商法でした。
当時未熟だった私は
『こんな世界があったんだ！』
と興奮しました。
これで人生が変わる！と意気込んでいました。
そして販売数を稼ぐために
多くの時間と友人を犠牲にしました。
ですが、その中の一人に興味を持たれました。
彼には投資の話を持ち掛けられました。
私はその時マルチ商法がうまくいかないことに
不満を感じ、もっと稼がなくてはと思い
別の挑戦をすることにしました。
投資です。
その額100万円。
しかしその投資した事業は失敗に終わり
お金は戻って来ませんでした。
そして周りに責められ
マルチ商法も解約し
私の貯金は０になりました。
今思えば高い勉強代だったなと思います（笑）
夢を追う仲間は素晴らしい。
でもそこに愛はあるか。
０になった私を見捨てないでくれたのは
幼馴染でした。
無我夢中で突き進む私を
常に心配してくれていました。
全てを失ったときに
支えてくれる人
それが「ともだち」です。
プペルとルビッチの友情は
確かに「ともだち」であり
同じ夢を一緒に見てくれる「仲間」でもあります。
しかしそれはプペルが死んだ父親の化身だったから。
そこには利害関係などなく
ただその人の為に寄り添う関係なのです。
現実と空想の違い
現実世界では生きていくために
お金は必要不可欠です。
もし貴方が夢を追いかけるときに
目の前に現れた人が
本当に同じ夢を見ているのなら
それはあなたにとっての
「ともだち」であり「仲間」です。
しかし、マルチ商法など
少しでもそこに利害関係が
関係しているのならば
少し立ち止まって考えてみてください。
好きなことに夢中になると
視野が狭くなってしまいます。
そんな時は少し自分の姿を
俯瞰して見てみるのです。
そうすれば間違いは防げます。
私が見つけた新しい星
私は昔から好奇心が旺盛で
様々なことに挑戦してきました。
今でもそうです。
ですが、これまでの経験から
目の前に現れた相手が
本物のプペルか偽物のプペルか
見分けられるようになってきました。
そうして今現在
私は勤めていた会社を退職し
ずっと憧れていた
WEBデザイナーになるべく
全てを脱ぎ捨て
０からまた始めたところです。
全てを脱ぎ捨てると
こんなにも運気が良くなるのかと
思うくらいに
状況が変わり始めました。
これから挑戦するあなたへ
失敗することは間違いでも
恥ずかしいことでもありません。
ですが、挑戦する方法を
決して間違えないでください。
そして、あなただけの星を見つけてくださいね。
